チュアブルタイプの薬が広まってきたとはいえ、犬や猫のノミ・マダニ治療にはスポットタイプの薬を使うのが主流です。スポットタイプの薬は虫にペットを咬ませて殺すのではなく、体表に有効成分が広がることでペットの体に接触した虫を殺します。そのためペットにかゆみや不快感を与えることがありません。
K9アドバンティックス IIとフロントラインプラスはどちらもメジャーなスポットオンタイプの薬です。ノミとマダニに対して1ヶ月間駆除効果を発揮します。ノミの成虫を殺すだけでなく卵や幼虫も成長前にしっかり駆除します。
2つの製品の主な違いは、フロントラインプラスが犬と猫どちらにも使用できるのに対しK9アドバンティックス IIは犬専用の薬であるという点です。ただしフロントラインプラスは犬用と猫用が分かれているため、犬用を猫に投与することはできません。
フロントラインプラスは生後8週間以上の犬と猫を使用対象としています。K9アドバンティックス IIは生後7週間以上の犬が対象です。どちらの製品もペットの体重に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
ポイント: ノミやマダニは厄介な病気を運んでくる可能性があります。ですが、それらの病気からペットを保護するのは難しいことではありません。PetBucketの製品比較表を使うと、簡単に人気製品の長所や短所を比較・検討することができます。