よくある犬のしつけの失敗と避けるべき行動

犬のしつけは、愛犬との絆を深めるいい経験になります。ですが、だれもが途中でミスを犯しがちです。トレーニングプロセスを妨げたり、また悪い癖をつけてしまったりすることがあります。今回は、そんな落とし穴に落ちないようなブログをご紹介します。わかりやすいガイドで、良くある犬のしつけ失敗例を紹介し、その失敗を避けるためのヒントをご紹介しています。愛犬をお行儀のよい子にするための準備はいいですか？早速始めてみましょう！

一貫性がない： 究極の混乱
犬のしつけをする際の最大のミステイクは、一貫性の欠如です。犬はルーティーンとはっきりとした目的によってモチベーションをあげています。コマンドやルール、ご褒美をあげるあげないの一貫性がないと、愛犬は混乱し、イライラしてしまうかもしれません。例えば、ソファに座ってもいい時と、そうでない時があると複雑な状況になります。このような事態を避けるためには、明確なルールを決め、それを一貫して守ることが大事です。一貫性のあるコマンドで、するべき行動をとった時には毎回ご褒美をあげることで、愛犬は、あなたが何を求めているのかを理解できるようになります。

正の強化よりも罰を用いる
犬がコマンドに従わないとついイライラしがちですが、罰を与えるのは逆効果です。厳しく叱ったり、体罰を与えたりすると、あなたと愛犬との関係が損なわれ、恐怖心や不安感を抱くようになります。その代わり、正の強化に焦点をあてましょう。良い行動にはおやつやご褒美を与え、褒めたり遊んだりしましょう。好ましくない行動は無視したり、体の向きを変えたりしましょう。このアプローチは信頼関係を築き、愛犬があなたの望む行動を繰り返すようになります。

基礎トレーニングを省く
飼い主さんの中には、手の凝った芸を教えたがる人もいますが、基本的な服従訓練を省略してしまうと、長期的な問題につながる可能性がでてきます。お座り、おいで、ステイなどの基本コマンドは、より高度なトレーニングの基礎となり、愛犬の安全を確保することになります。目立った芸を教える前に、愛犬がこれらの基本的なコマンドを習得していることを確認しましょう。焦らず、根気よく続けることが大切です。

トレーニングの時間
レーニングセッションの長さはとても大事です。長すぎると、犬が退屈したり疲れたりして、集中させることが難しくなります。一方で、一度のセッション長さが短すぎると、犬が効果的に学ぶのに十分な、反復練習ができないかもしれません。1回のセッションは10～15分程度と短くし、頻繁に行うことを目標にし、犬の集中力が高まるにつれて、徐々に時間を長くしていきましょう。愛犬が、次のセッションをするときに喜んでできるよう、セッションの終わりはいつもポジティブな終わりを心がけましょう。


犬のしつけは、根気と一貫性、そしてたくさんの愛情をもって行うものです。こういったよくある失敗を避け、積極的な正の強化に重点を置くことで、あなたの愛犬はお行儀のよい、ハッピーな愛犬になることができます。どの犬にそれぞれのペースがあることを忘れないでください。正しいトレーニングの仕方で、愛犬との絆を築き、お行儀のよい犬に育てあげましょう。