甘えん坊の猫に育て上げるためには

いつもクールな愛猫が、抱っこをせがんでくるようになったらいいな…と思ったことはありませんか？少しの忍耐と愛嬌、そしてたっぷりの愛情をもってすればクールな愛猫を町一番の甘えん坊にすることが可能です。今回のブログでは、愛猫甘えん坊に変える抱っこ術をお教えしたいと思います。愛猫が、究極の甘えん坊になる準備はいいですか？

愛猫のパーソナルスペースを尊重し、優しくなでてあげましょう。まず、柔らかい毛布やクッションなどを用意して、居心地の良い環境を作ってあげましょう。愛猫が生活する高さまで身を落とし、愛猫が自分から寄ってくるようにしてみましょう。ゆっくりと手をさしのばし、愛猫のペースで匂いをかがせてみましょう。繊細なダンスのように、猫にリーダシップを取らせましょう。きっとすぐにあなたのリズムに同調し、ゴロゴロとリズムを醸し出してくれるでしょう。

猫であろうが人であろうが、その猫（人）の心を掴む秘訣は何でしょう？おやつの出番です。抱っこし、甘えん坊になるとおやつがもらえるという、コネクションを作り上げましょう。甘えるとおやつがもらえるというメリットがあると教えるのです。ゆっくりとおやつをあげる頻度を減らし、抱っこタイムを心地よいものに仕上げましょう。おやつを減らしても、愛情と褒めの言葉を忘れないようにしましょう。愛猫にとっても、飼い主さんにとってもWin-Winの結果となります。
  猫を飼っている方ならご存じのいわゆる「猫の運動会」。この状態の時の猫を抱っこしたことがあるでしょうか。まるで小さな台風を抱きしめているかの様な感覚になります。気持ちを表現する猫の尻尾の位置や動きに気を配りましょう。ゆらゆらと揺れている時は、興味を抱いているかもしれません。尻尾が膨らんでいる時は逃げたいときかもしれません。尻尾があなたの腕に巻き付いてきたら、甘えん坊への切符を勝ち取ったと思っていいでしょう。

愛猫を甘えん坊のプロにするには、短距離走ではなくてマラソンのような物であると思っておきましょう。愛猫の居心地のよいスペースを確保し、好みを尊重し、一貫性を持ち辛抱強く接しましょう。最初は短時間から始め、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。猫にも個性があります。膝の上にちょこんと前足を乗せてくれただけでも、頭を撫でてと寄ってきてくれただけでも、喜んであげましょう。

正しいアプローチの仕方と、おやつ、そしてたっぷりの愛情さえあれば、あなたのクールな猫も、ベッドで添い寝をしてくれる甘えん坊にすることができます。最高に気持ちのいい毛布やブランケット、クッションなどを用意して、甘えん坊になることが愛猫にとっても嬉しいことであると結び付け、些細な事でも褒めてあげましょう。ゴロゴロ鳴らす喉、ひげ付きのキス、そして猫からの溢れるほどの愛に包まれる準備はいいですか？