ダニ・ノミ対策トップ5
ダニ・ノミ対策トップ5
ダニやノミに頭を抱えていませんか?ペットや家にノミが寄ってこないようにするのに苦労していますか?ノミ・ダニを一生寄せ付けないようにするために、獣医師から無料でアドバイスを受けたいと思いませんか?
ノミ・ダニの発生を抑えるためにお勧めするトップ5の方法をお教えします。
1. ノミ・ダニを素早く駆除できる即効性のある製品を使いましょう。
現在、ノミ・ダニ予防駆除薬には市販薬と処方薬が数多く販売されていますが、どのノミ・ダニ対策の薬が犬にとってより効果があるかどうか見極めるにはどうしたらいいのでしょうか。
ノミ・ダニ予防駆除薬を選ぶには、3つの重要なポイントがあります:
効果が持続する(ある一定の期間効果が持続、ノミ・ダニを駆除し続ける)
即効性がありかつ効果的な駆除効果
高い安全性
イソオキサゾリン
シンパリカ、ネクスガード、ブラベクトなどのイソキサゾリン系は、現在私が推奨している犬用のノミ・ダニ予防駆除薬です。これらのノミ・ダニ対策用の処方薬は、いずれも獣医師の処方箋がなければ入手できないものばかりです。
イソキサゾリン系は2〜4時間以内にノミやダニを殺し始め、数週間にわたりその効果が持続します。
シンパリカとネクスガードはチュアブル錠で、毎月の服用を必要とします。ブラベクトはチュアブル錠と外用液があり、使用期間の説明書では12週間(または3ヶ月)ごとの投与でよいとされています。
昨年FDAが発表した警告によると、イソキサゾリン系薬剤は神経系に悪影響を及ぼす可能性があるとされていますが、現時点ではほとんどの動物において、これらの薬剤を使用しても安全であると考えられています。 あなたのペットに合うノミ・ダニ予防駆除薬については、最終的にはかかりつけの獣医師から助言してもらうことをお勧めします。
スピノサド
また、飼い主さんには、スピノサドを使用した「コンフォティス」などのノミ・ダニ予防駆除薬を処方する選択肢もあります。
これらのノミ・ダニ予防の経口用チュアブル錠は月に一回の投与となっています。スピノサドのノミ・ダニ予防駆除薬は犬猫両方に使用されています。
スピノサド系薬剤は、30分以内にノミを駆除できることが大きな特徴です。では、犬のノミ取り薬は安全なのでしょうか?スピノサド系ノミ・ダニ予防駆除剤の副作用として、嘔吐がよく見られます。そのため、食事と一緒に錠剤を服用することが推奨されています。
イミダクロプリドとフルメトリン
犬や猫のノミ・ダニ用首輪を好む飼い主さんもいます。
セレストは、最長8ヶ月間ノミやダニから犬や猫を守る、イミダクロプリドとフルメトリンを配合したノミ・ダニ用首輪を販売しています。
このノミ・ダニ用首輪は、8ヶ月の効果が持続し、手入れが簡単なことが利点です。首輪を扱う際に手袋を使用する必要もありません。
しかし、犬をスイミングに連れて行くのが好きな人には、ベストな選択ではないかもしれません。 メーカーによれば、月に1度以上スイミングする犬に対するセレストの効果は、ノミ駆除期間は5ヶ月に、ダニ駆除は7ヶ月に低下するとしています。
これを見るだけでも、オプションは沢山ありますが、あなたのお住まいの地域ではどれが効果的であるかを見極めるには、かかりつけの獣医師に助言を求めるのが一番です。
2. どのライフサイクルにいるノミも駆除できるノミ・ダニ予防駆除薬を選ぶ
ノミの成虫を駆除するだけでは不十分で、繁殖を防ぐ必要があります。ノミのライフサイクルを考えると、すべての繁殖段階でノミを駆除できるノミ・マダニ予防駆除薬を選ぶことが理にかなっています。
ノミはペットに寄生を始めてからわずか48時間で、日に40~50の卵を産むと言われています。
犬にノミの大量発生を見つけたら、素早くノミを退治できるのは何かと思うでしょう。こういった状況下では、ノミの卵、幼虫さらには蛹の段階のノミも駆除できるノミ・ダニ予防駆除薬が必要になります。
犬にはルフェヌロン配合のセンチネルなどが適しています。ルフェヌロンがノミが幼虫での成長を食い止め、成虫になるのを阻止できるからです。
ペットにノミが寄生している場合は、かかりつけの獣医師の診療を受け、適切な対処法を診断してもらってください。
3. 家庭内にいる全てのペットに対処する
ノミの再繁殖を防ぐには、ノミが寄生しているペットと共に、まだ寄生されていないペットの対処もしなければいけません。同じ家庭にいる全てのペットに対して、同じ処置を行うということです。
犬を治療しても、猫にノミが残っていると、家の中や犬に再び寄生する可能性があります。家の中にいるペットの1匹にノミを見つけた時は、全てのペットに駆除剤を与えるべきです。
4. ノミの巣を探し出し、すぐに処置する
ペットがノミの住処に間違って踏み込んだりすることにより寄生されることがあります。ノミに感染された動物が、落ち葉の上や玄関先、同じ場所で生活をしているとその場所にノミの住処ができます。動物が寝ている間に、ノミの成虫や卵が地面に落ちるのです。
こういった場所は、犬や猫が興味深い匂いがする為、つい足を踏み込んでしまいます。こういった所へ踏み込んでしまうと、「探索」してる最中にノミが付着してしまう可能性があるのです。
5. 掃除機を使ってノミの侵入を防ぐ
ペットがノミの発生に悩まされている場合、何らかの方法によりノミの卵が家の中へ侵入していると考えられます。ノミの卵は宿主が動くときに体から落ち、風などで吹き飛ばされ、カーペットや家具などに付着します。
ある研究によると、使用する掃除機の種類にかかわらず掃除機をかけることは、家の中のノミをごっそり集め、駆除効率がアップするそうです。 さらに、ペットの寝床やキャリーなど、休息場所にも掃除機をかけるといいでしょう。