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ノミやマダニはどのようにして犬に寄生するのか

 2023年1月24日 著者 ジェームズ |
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ノミやマダニはどのようにして犬に寄生するのか

ノミ予防のためにしっかりと注意を払っていたにもかかわらず、あなたは、初めてノミ寄生に直面している飼い主さん、かもしれません。最善の努力にもかかわらず、愛犬がノミ寄生に悩まされているかもしれないのです。

たとえ愛犬が家の周りだけで遊んでいるとしても、ノミ・ダニ予防に策を講じていても、ペットや家に寄生虫が入ってくることがあります。少数のノミが庭にいるだけで、家、ペット、家の周りの庭などに、ノミ寄生の被害がでる可能性があります。

他の動物によるノミ・ダニの持ち込み

高くそびえたつフェンスを用意しても、すべての野生動物が庭に侵入するのを防ぐことができません。リスやアライグマなどの小動物は、ノミやダニを引き連れて庭に侵入してきます。

野生動物の背中に引っ付いてくる寄生虫の数は、庭に侵入してくる動物が多ければ多いほどその可能性は高くなります。さらに、何気なく庭に入ってくる野良猫は、ノミやダニを落としていく可能性もあります。犬のテリトリーである庭に、ナッツやトウモロコシ、その他のおやつを出しておかないようにと言われる大きな理由の1つにこれがあるからです。愛犬が庭にいるときは、水入れだけを出しておくといいでしょう。

人による持ち込み

さらには、飼い主であるあなたや、訪問客が知らず知らずのうちに、ノミやダニを持ち込む可能性も否めません。家に足を踏み入れる人は、だれでもノミなどを持ち込む可能性があるということです。本人がしらなくても、その人の家やその人が飼っているペットについているノミ・ダニが引っ付いていることがあるからです。

ノミやマダニが多い場所でハイキングを楽しむと、ズボンや靴下、靴などに付着して移動することがあります。次の獲物となる宿主を見つけるために、移動手段として仮の宿主へくっつく寄生虫たちは、状況によりうまく順応することが出来ます。

家の外

近所を散歩、ドッグパークに行く、動物病院へ行く、ペットホテル、グルーマーさんのもとへ行く、車でのドライブ、どんなときでも、犬が外に出るたびに、ノミが付着する可能性があるということを忘れてはいけません。

森や湖を散歩した後、愛犬にマダニがいないか細心の注意を払うかもしれませんが、マダニ(およびノミ)は隠れることに長けており、ペットの皮膚の最もわかりにくい隙間に最も毛深い場所を発見します。腕の "くぼみ"、お腹、首の毛に細心の注意を払ってください。

積極的に予防する

ノミやダニが最も活発な時期、一般的には春から秋口にかけての温かい時期には、更なる注意が必要になります。(アメリカの一部の地域、南部の州ではノミ・ダニは一年中予防が必要です)愛犬にノミやダニが1匹でもついていたら、すぐに対処し、蔓延がひどくなる前に手を打ちましょう。

愛犬がとても幼い、または高齢である、または何らかの疾患を抱えている場合は、適切な予防薬ともっとも有効的な薬を教えてもらい、安全な投与方法を教えてもらいましょう。獣医師は、あなたの愛犬の年齢サイズに見合った最善の薬を処方し、適切な使用方法をアドバイスしてくれるでしょう。対処が早ければ早いほど、化学療法ではなく、自然療法にて始めることができるかもしれません。

寄生虫を寄せ付けないような庭づくりを行うことも、1つの方法です。ノミを寄せ付けない植物もあるので、害虫対策の造園を試してみる価値はあるでしょう。庭やその周りを‘リフォーム’するにあたって、万が一すでにノミなどの被害が出ている場合は、化学殺虫剤は忌避剤を使用する方が簡単で効率的なことが多いので、念頭に入れておきましょう。

もし、すでにノミ・ダニの蔓延問題を抱えているならば、今シーズンは薬品を使いノミ・ダニの蔓延を解決し、リラックスしたシーズンを過ごすのはどうでしょうか。寄生虫対策は早めに手を打ち、愛犬や家に蔓延する前に「防ぐ」ことが、駆除するよりもはるかに簡単です。


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